マンションの駐輪スペース不足問題

ほとんどのマンションには居住者用の駐輪スペースがありますが、駐輪可能台数が足りないことが原因でトラブルになってしまうこともあり、多くの監理組合が解決に苦労している問題です。

 

 多くのマンションが、1住戸につき〇台分というやり方などにより駐輪スペースを各住戸に割り当てています。しかし、割り当て台数はせいぜい1住戸に1台か2台程度です。1台も所有していない世帯ありますが、最寄り駅まで距離があったり、ファミリー世帯が多いマンションの場合には、1世帯で複数台の自転車を保有しているところが少なくありません。特にお子さんのいる家庭ではその傾向が強いです。そのために駐輪スペースに停められなくなる自転車がでてきます。

 

 そうなると、駐輪スペース外の空いたスペース、通路などに停める人が出てきます。人の出入りする通行スペースなどに停めた為に通行スペースが狭くなってしまい、トラブルが起きることもあります。中には子供用の自転車を住戸の玄関前の廊下など、マンション内の共有スペースに置くケースもあります。卒業や転勤などにより使用しなくなった自転車を放置しているケースも散見されます。

 

 解決方法としては、マンションの敷地内に駐輪スペースを増設することが一番スムーズな解決法ですが、スペースの確保が出来なければ他の方法を考えなければなりません。放置自転車の整理、利用者負担の観点から、例えば駐輪を1台目から有料にすることも一つです。その場合は、無断駐輪や放置自転車を防止するためにも管理組合として自転車に貼るシールを作成して、駐輪している自転車の持ち主等を把握することをお勧めします。駐輪スペース不足の問題は全国各地のマンションで発生していますが、なかなか解決の糸口の見つからない難しい問題です。住みやすい環境を作るために、居住者に理解していただき協力していただくことが重要なポイントになります。

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